Hybrid方式INSER中型バイオマス・ガス化発電装置(単体500KW,並列1〜3MW程度迄)
INSERガス化炉(基本設計イタリア)はHybrid方式ガス化炉であり、高効率(〜80%)・タール処理不要(NO-Tar/Tar-Free/無タール)・最新ガス化技術(特許Circle-Draft法)の中型ガス化装置です。
500KW単位で並列接続となります。 イタリアの洗練された基本設計と技術、国産の優れた改良・製造技術の融合製品であり(イタリア製も国産も提供可能)、極めてコンパクトな装置です。
高圧接続の最大発電量(2MW未満)なら、INSER4基並列により高信頼性のガス化発電システムが構築できます。
間伐材原料を使い、発電規模が2MW未満なら、固定価格電力買取制度(FIT)を利用するFIT売電価格は40円/KWhと極めて有利な価格設定です。
INSERガス化装置の原料は、基本的に木質系チップ材で最高性能を発揮する様に設計されています。恐らく問題ないと思われますが、他の原料(PKS,他)対応は未確認です。
尚、ペレット/ブリケット専用,Tar-FreeのE-Greenガス化発電装置もあり、INSERの2倍の発電能力(1MWe+)、木質チップに限らず農林業廃棄物、産業廃棄物のRPF等のペレット、ブリケット対応です。
INSERガス化装置のガスエンジン発電機、お薦めは高信頼性中速型Zichaiガスエンジン発電機(500kWe)(中国製)、
或いは独MTUの高速型
オプション仕様でエンジン燃費の改善策もあります。どうせ大気に捨ててしまう排ガスの圧力/熱エネルギーを有効に使えば5〜7%発電量増(或いは、同じ発電量なら燃料費減)が可能です。
敢えて言うまでもなく燃費5〜7%改善は採算上、大幅な改善効果です(新複合発電方式)。この新技術は中速型ガス・エンジンでも、高速型でも全て利用できます。
尚、大型発電なら排熱蒸気タービン複合発電も可能ですが、500KW〜1MW規模程度では、よく知られたORC発電も通常採算ラインにのりません。
ご希望、そして予算が充分あれば、その他、有名な旧GE(現INNIO)製Jenbacher(高速型)(価格アップ)等、エンジン発電機の選択は自由です。
ご紹介のINSERの様なガス化装置、他にも独MAN製ガス・エンジン発電機,乾燥機付の高性能・最新ドイツ製ガス化発電装置(300&500KW)もあります。或いは中型INSER(500KW)と小型LiPRO(50KW)の中間のEU製250KW程度のガス化発電装置等の導入を検討・計画中であれば、お問い合わせ下さい。
|
|
下記の動画はINSERガス化炉で使う合成ガス用エンジン発電機です。
|
| |