廃プラ油化燃料(廃プラ/廃タイヤ油化)装置(固体⇒液体・燃料変換法)
 熱分解油化装置(Thermal Pyrolysis to Oil Plant)、欧米メーカー、インド/中国メーカー、他があります。
右側のスライドショー写真は,お薦め・国内販売・ご紹介中の装置実例です。類似装置、最近特にEU/北米製品が多くありますが、価格性能比の観点から評価が必要です。

@最初(3枚)は、小型コンテナ―仕様、最新型の単体処理量1d/日(更に小型の250Kg/日もあり)、コンテナ―(20/40フィート)1セット内で、最大〜5ユニット=5d/日迄を製造できるドイツBIOFABRIK社最新連続式油化装置です。 1d/日程度の小型装置は殆ど非効率なバッチ方式であり、日々の操業上、人の介在も必要であり危険性大です。安全で効率的な完全自動化の分散小型油化装置、現状殆ど他では販売されていません。
尚、BIOFABRIKの設備価格が半額以下の小型1d/日(〜中型)油化装置もあります。次の写真(2枚)がその例です。 Semi-Batch方式ですが、BIOFABRIKの様な電気加熱方式ではなく、ガス加熱(加熱電力不要=電気代不要)であり、更に簡単な蒸留装置も組み込まれての価格であり、ディーゼル発電用軽油(相当)が製造できます。

A次はインド製中型単体処理量12d/日、4基並列処理で〜48d/日程迄を処理可能で、触媒を使い良質の分解油が得られます。 最近大型日産50d処理プラントも、英国、インド、東南アジアで計画中です。

B次のスライドショー写真(2枚)の1枚は,米国製連続式大型単体43d/日、6基並列なら〜260d/日程度迄の廃プラ油化処理が可能です。廃プラ/廃タイヤの大型油化装置,及び大型ディーゼル発電機を組み合わせた大規模発電の経験も豊富です。加えて価格性能もの優れた製品です。 尚、他に全く同一方式のMicro-Reactor(10分の1の日産4.3d/日)も販売されています。

C更にスライドショー写真(2枚)は、廃プラ原料に特化した技術提携先イタリアINSER社廃プラ熱分解炉及びその分解油の写真例です。  蒸留操作でEUの船舶燃料規格を完全にパスしています(中速型ディーゼル発電機なら100%燃料化も可能)。最近この廃プラ舶用油化技術)がEUで、環境に優しい低硫黄燃料油として注目されています。
添付写真の様なプラ類のダーク色熱分解油を比較的簡単な水素添加法で無色透明油( 高セタン価,70+の軽油、他)に変換する新技術(INSER社)も開発済です。 此れなら石油系燃料として同等(以上)に使えます。

D次(2枚)はEU製の廃プラ熱分解油化装置ですが、他の方法と加熱法が全く異なり、通常の外部加熱ではなく、モーター駆動の特殊ローター(写真参照)の高速回転による外壁への打撃(Blowing)及び内部摩擦熱よる高温と触媒(ゼオライト)効果で廃プラ類を効率的に分解(Decomposition)する方法です。 汎用仕様でも低価格、廃プラの他、廃油、スラッジ、廃タイヤ、他の油化可能な装置です。コンパクトで海上コンテナー2セット,日産10〜12d/日(ブルー色写真)の処理能力があります。 この様な特殊ローターを採用する手法は、高速BDF反応、合成軽油反応装置でも採用例があります。

E最後は、別EUメーカーの大型油化装置(120トン/日)のプロセスフロー例ですが、他の触媒方式の油化装置とほぼ方式は類似ですが、価格はそれなりに高価であると思われます。

以上紹介の油化装置、何れも油化可能な廃プラ類HDPE,LDPE/LLDPE,PP,PS等(単一、混合物)であり、他のPET,PVC等は(酸の発生等から)不適です。
PET、PVC等を含め全廃プラ類が、水溶液状(脱水・乾燥処理不要)高温・超高圧下なら、高品質油化が出来る『(Cat-)HTL(Catalitic-Hydrothermal Liquefaction)油化プロセス技術』、 或いはCat-HTR 、(更にガス化-(Cat-)HTG:(Catalytic )HydroThermal Gasification)も最近注目です。

バイオマス原料でも熱分解油は得られますが、原料の分子構造の違いから、油は酸・水を含む低品質・不安定油となり、ディーゼル発電用途等は水素添加なしでは使えません。

F但し、廃プラ(PE,PP,PS)と廃バイオマス類を50%:50%程度の比率で混ぜ(触媒)熱分解(Co-Pyrolysis)を行えば、最近の研究によると、驚きかもしれませんが、廃プラ単独、或いは廃バイオマス単独の熱分解法に比べ熱分解油の品質も、収率も伴に向上します。
廃プラ処理と廃バイオマスも併せて処理が出来て、その結果、良質の燃料油が得られるのですから理想的です。 廃プラと廃バイオマス(木質、紙)をペレット化したぜRPF原料の熱分解油も同様です。

Gそこで、(掲載はガス化のページ)廃プラ、バイオマス、RDFの様な未分別廃棄物の有効な処理法は、 熱分解油化法ではなく、一段で超高温ガス化法によりクリーンな合成ガスを製造し 発電を、或いは水素製造を行う等の方法が最善な解決シナリオです(下記添付資料10)参照)。 特に塩素を多量に含む塩ビガス化等に特化しクリーンな合成ガスを、通常のガス化温度(850〜950℃)で製造できる廃棄物ガス化装置もあります。 尚、ガス化は、熱分解油化に比べ、単位原料当たりの投資額が2〜3倍はしますが、今や解決法が有るか、否かが重要です。

廃プラ類の液化はバイオ油ではありませんが、EUでは廃棄物リサイクル、そして 持続可能なエネルギー(Sustainable Energy)扱いされている様です(補助金、税金優遇策)。EUの運送用(Transportation)燃料は、廃プラ分解油及びバイオマス燃料のブレンド(14%)を義務つけられている様です。

熱分解油の用途目標は、(舶用中速)ディーゼル発電燃料の代替・補充(ブレンド用途)に加え、ボイラー燃料用途等もあります。価格は40〜50Euro-Cent(48〜60円/Kg)程度で採算性も良好です。 当面廃プラ・廃タイヤ熱分解油はとかく供給不安定で高価な植物油(SVO)の一部代替・ブレンド燃料化、 或いは軽油・重油等の廉価燃料ブレンド(代替)を狙います。 勿論、触媒(ゼオライト、類似天然物質)を加えた触媒熱分解反応、或いは単純な熱分解反応を行うだけでは、 分解油の品質上から、軽油・重油の100%代替燃料化の達成は不充分です。 廃プラ類の熱分解油の用途は、軽油ブレンド剤(50%以下)として燃料油の製造となります。
重油・軽油・バイオ油等とのブレンド(現実的でない、中途半端等)処理、お好みで無ければ、前段(1)項の合成軽油化発電、ガス化し合成ガス化発電(下記 8),9)参照)も可能です。

廃プラ類の中国,マレーシヤ等への輸出が今や停止・不可能です。この結果、国内で大幅に余剰となり、関係者は処理に苦慮している様です。 加えて、陸上に加え、マイクロ・プラスチックス等の海洋汚染も、最近特に大阪G20を始め国際的に大問題です。 この為か、従来の廃棄物処理業者に加え、海外の石油・石化・プラスティク製造業者(一部国内でも)もメーカー責任で直接廃プラ処理(及び研究)を実践しつつあります。 最近、また原油価格も上昇していますので、代替燃料としての廃プラ分解油がビジネス的にも最注目されつつあります。

今や廃プラは輸出もできません! 国内でも有効処理に困り、有り余る廃プラ・廃タイヤ等の有効利用策(油化、油化+ガス化、更にはガス化)を実践しましょう。
幸い投資も比較的安価、高採算性です。 新たに油化ビジネス(再)検討のチャンス到来です!!
具体的にご検討中の方、或いはどの様な油化装置を選ぶべきか?等、お問い合わせ迄、お願いします。


廃プラ類の液化関連情報は下記添付資料を参照下さい。

1)『最新中小型連続廃プラ油化装置BIOFABRIKの説明書』(PDF)はこちらからダウンロードできます
2) 『最新中小型連続廃プラ油化装置BIOFABRIKの紹介です!!』Blog記事はこちらです
国内販売開始のドイツBIOFABRIK社製小型コンテナ―仕様(右側最上段の写真)、連続式の最新油化装置、一括買取方式の他、分解油生産ロイヤリティを支払う代わりに装置費が半額迄低下可能です
3)『最新分散型連続BIOFABRIK油化装置の最新動画(1), (2)です!!』はこちらです
4)『INSER社の廃プラ熱分解プレゼン資料』(PDF,英語版)はこちらからダウンロードできます
5)『廃プラ(触媒熱分)解油化プラント価格例』(PDF)はこちらからダウンロードできます
6)『廃プラ(触媒熱分解)油化プラント採算性計算例(12d/日)』
『計算例(18d/日)』、及び 『計算例(240d/日)』(PDF)はこちらからダウンロードできます
7)『廃プラ油化ビジネス,現在世界中で大注目です!!??』Blog記事はこちらです
8)『廃プラ・タイヤ等の油化製造』Blog記事はこちらです
廃プラ、タイヤ、或いは石炭の熱分解油は、バイオマス分解油に比べ燃料物性は良好です。 但し、ディーゼル燃料の代替には使えません(ブレンド率50%以下の利用)
9)『原料別、熱分解油製造装置の紹介』Blog記事はこちらです
10)『全廃プラ,バイオマス類のガス化が出来る超高温ガス化装置の紹介』Blog記事はこちらです
空気(酸素)を遮断し超高温熱分解を行えば、熱分解油ではなく、これらは全てガスに分解し高エネルギー合成ガスが出来ます
この様な未分別廃プラ原料に対し、通常の油化装置は無力です(特定の廃プラ処理限定)
超高温(熱分解)ガス化法は、通常の空気を一部熱源として使うINSERガス化法による合成ガス等とは、 合成ガス成分比、エネルギ-値も大幅(2.5倍)に異なります
尚、特にガス化ではなく油化を望むなら、最新の中高温・超高圧(50-250気圧)『HTL(Hydrothermal Liquefaction)油化プロセス技術』も最近注目です
  

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